シシリアンルージュの種も無事買えまして、あとは育苗するのみ!
なのですが、保温育苗のために加温器が必要なんじゃないだろか?いやいらないんじゃないか?
そこで事前に温度モニターをすることにしました。
たまたま職場に照度と温度の記録計、しかも場所を取らないタイプがありまして、これを拝借しました。
ちゃんと許可を取りましたよー!
本当は水温をはかるためのものなんですが、照度付きにしておいて良かった・・・
育苗衣装ケースに何も入れず、記録計だけ入れて、フタをして、その上にも記録計を乗せました。
これでリビングの窓際において、30分ごとに温度と照度を記録してもらいました。
外には出しません。加温もしません。
1月27日から7日間モニターした結果・・・
箱の中の平均温度 19.6℃
昼間(7時半から16時半、日照のあるあいだ)平均温度 24℃
夜間(17時から朝7時まで、日照がない時間)平均温度 17.1℃
夜間下がってないのは予想外のありがたさでしたが(暖房してますからねぇ・・・)、昼間がそれほど暖かくないのがこれまた予想外でした。
ただし最高気温は40度マークしてることもあって・・・・orz
本来ならばこういう時はフタをあければいいんでしょうけれど、仕事行ってるあいだはどうにもなりません。
昼間の温度はあと5度ほしいところです。
もしかしたら、最近は外気温が上がってきているので、加温設備なしでいけるのじゃないか?とも思いますが、モニターしてるのは気温であって、土の温度じゃありません。
気温は簡単に上下するけど、土は一度暖まったらそうそう簡単には下がらない・・・のじゃないか?
ということで、砂を買ってきました。
これを衣装ケースの底に敷くことで、砂が保温器具になってくれるんじゃないかな〜〜〜〜、なんて。
川砂 2L 147円でした。
足りないかも?と思って2袋買いましたが、1袋で充分でした。
釈然としないのは、別の売り場で20kgの大きな袋に入った砂が198円だったこと・・・小分けする手間賃なんですかねぇ・・
あと、金魚の水槽に敷く砂利、あれは砂より蓄熱効果が高そうな気がしたのですが、なかなかなお値段がしたのでやめました。いらなくなった時捨て場所に困りますしね・・・
ホームセンターで買った砂は、しんしんと冷えておりました。
とりあえずはこれを一度暖めておかねばなりません。
砂を敷いて、あとセルトレイもセットしました。こちらには種まきの土を入れて、水をかけました。
72穴のセルトレイを買ってあったのですが、衣装ケースには入りませんので当然切ることになります。
ぴったりなサイズの1枚にするか迷ったのですが、ポットに移植する時のことを考えて、2つにしました。
右側のセルトレイは、以前マリーゴールドの苗を買ったときのトレイです。
左側が今回新しく買ったトレイ。2/3はお蔵入りです。
苗販売のサイズが売ってたらいいのにな。
左側のセルトレイに乗せてある緑色のが、温度記録計です。
とりあえずは日中、ベランダに出して、よぶんな水分飛ばし+直射日光による砂と土の暖めをしました。
どーも、砂が冷え切っていたせいか温度があまり上がらず、20度くらいでした。
砂が裏目に出たらどうしましょう、という気もしないでもないですが。
砂を買うついでに、種も買ってきました。
ズッキーニはブラックトスカ。蔓が伸びないと言うことだったのでこちらにしました。
去年はのたうちまわるズッキーニに泣かされましたから。
あとは、前から作ってみたかったあやめ雪。やっとスワンの種を消費しきったので、次はこちらです。
下に置いてあるのは、今回使わないことになった残りのセルトレイです。
午前中にここまで作業をして、午後は畑に行きました。
土壌診断ってのをやってみたんですが・・・・
予想に反して、窒素量はとても少ないと出ました。おかしいなぁ・・・それじゃ去年の夏のトマトの暴れっぷりはなんだったんでしょうか?
pHは6付近だったので、ちょっとだけ石灰をまいてきました。
草が生えてきたところをガリガリやっていたら、近く(というかほとんど隣)の畑の農家のおじさんが通りかかって声をかけてくれました。
おじさんは冬は白菜、夏はナスをやっていて、ハウスではトマトを栽培しています。その他にラッキョウも植えているそうで、昨日試しに抜いてみたら、硬くておいしくなかったとのこと。
雨が少ないせいだと思うから、水をやって、トンネルかけておいたんだー、と言ってました。
今年はカラカラすぎるよね、とおじさんが言うので、凍り付きそうで怖くて水をやってないんですけどどんなもんでしょうかね、と聞いてみたところ・・・・
そりゃ水やった方がいいでしょうよ、だって凍るつったって、雨降ったって凍るもん、だったら同じじゃない
というお返事・・・・
目からウロコ。
そ、そうでした・・・そうですよね・・・・プロの言葉は重みが違います。
そんなわけで、水やってきました。
もうひとつ、おじさんから農家の知恵を授かりました。
タマネギはさあ、種が余るでしょ、それはもうこういう畝の横にざーっとスジ蒔きしちゃうの。
芽が出てくるでしょ、ちょっと育ってきたところで少しずつ間引いて、小ネギとか葉タマネギにして食べちゃうの。
最後は間隔があくようにして、そしたらタマネギも取れるし種もムダになんないから。
あーっもうっ!!この話、あと半年早く聞けていたら!!
と悔しがる私に、おじさんはニッコニコしながら「今年の秋はやったらいいよ〜」と言いながら自分の作業に戻っていったのでした。
またいろいろ教えてもらえるといいな・・・